撮影日時：2021年12月28日 20時30分ごろ

撮影地　：静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材：SONY ILCE-7M3（HKIR改）
　　　　　SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
　　　　　　(トリミングしてあります)
その他　：スターリーナイトを使用
露光等　：f7.1/ISO 6400, 露光時間61秒X15枚
　　　　　スカイメモ-Tによる追尾撮影
後処理等：Stella Image 9 にて加算平均、フラット補正等
　　　　　Luminar 4にて強調処理

　プレアデス星団の写真と言ったら「青い反射星雲」ですよね。この広角レンズで撮影した星景写真でも青っぽく写る星雲なのですが、望遠レンズで大きく撮ると何故か色が出難くて悩んでいました。ネットで色々と調べても、ピンとくる情報に出会うことができずにいたのですが、最近になって「青い領域はとても広い」との情報に接することができました。「そんな写真見たことないなぁ」と思いつつも、光が乏しい天体の写真では「何もないところを灰色」とするのが色調整の基本なわけで、青いところを灰色として色を調整したら星団周辺全体が色のない世界になるのは当然です。そこで、望遠レンズの焦点距離を短めにして撮影して、星団から遠く離れところを基準に色調整をしたのが下の写真。確かに青い領域が広がっていました。

　上の写真は星団周辺も青いとして強調処理したものですが、ネットでよく見かける姿に少しだけ近づけたかなと思っています。

撮影日時：2022年1月22日 20時ごろ

撮影地　：静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材：SONY ILCE-7M3（HKIR改）
　　　　　TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
　　　　　　(トリミングしてあります)
その他　：STC Astro-MSを使用
露光等　：f3.2/ISO 2000, 露光時間121秒X24枚
　　　　　スカイメモ-Tによる追尾撮影
後処理等：Stella Image 9 にて加算平均、フラット補正等
　　　　　Luminar 4にて強調処理