海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

ハート星雲と二重星団

撮影日時:2022年11月21日 18時30分ごろ

撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜
撮影機材:SONY ILCE-7M3 (HKIR改造機)
     Askar FMA180
その他 :サイトロン Commet BPフィルターを使用
     SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceres-C_PHD2で一軸オートガイド)
露光等 :f4.5 / ISO 2500, 30秒31枚+61秒19枚
後処理等:PixInsightにて、各種補正、等倍(CFA)drizzle、加算平均の後にストレッチ
     Luminar4にてトリミングの後、微調整


 光害地でCommet BPやAstro-MSのような透過波長域が狭いフィルターを使用して淡い天体、特に暗いHα領域を撮影しようとすると、カメラのモニター全体が緑から青色に明るく光ったようになって暗い天体を確認することが困難になります。今回撮影してきたハート星雲あたりだと未改造機はもちろん、赤外の感度を上げたHKIR改造機を使っても苦しいです。そこで、明るい星を目印にして構図をとることになるのですが、失敗しちゃったのがこれ。プラネタリウム・ソフトで事前に検討してカシオペヤ座の端の星(セギン)と二重星団で構図をとる予定だったのだけど、現地では二重星団のコントラストもはっきりしなくて予定の構図(本来ならばソウル星雲も一緒)からは微妙に外れてしまい、結果は以下の通り。理屈ではセギンを微妙に写野からハズせば良かったのだけど、ギリギリ入れるのと微妙にハズすのでは難しさが段違いなのです。撮影している時点でも撮れている確信が持てず、長露光時間の撮影は中止して前回にアップしたパックマン星雲あたりの撮影に切り替えたのでした。


 光害地での撮影、甘くはないです。


撮影日時:2022年11月21日 18時30分ごろ

撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜
撮影機材:SONY ILCE-7M3 (HKIR改造機)
     Askar FMA180
その他 :サイトロン Commet BPフィルターを使用
     SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceres-C_PHD2で一軸オートガイド)
露光等 :f4.5 / ISO 2500, 30秒31枚+61秒19枚
後処理等:PixInsightにて、各種補正、等倍(CFA)drizzle、加算平均の後にストレッチ
     Luminar4にて微調整