海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

オリオン座内部の散光星雲など

撮影日時:2022年1月22日 20時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR改)
     TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
      (APS-Cクロップ フルサイズ換算270mm)
その他 :STC Astro-MSを使用
     スカイメモ-Tによる追尾撮影
露光等 :f3.2/ISO 2000, 露光時間121秒X18枚
後処理等:Stella Image 9 にて加算平均、フラット補正等
     Luminar 4にて強調処理


 初心者が勉強にするには、ハイ・アマチュアの方々の作品をネットで拝見させていただくのが一番。と、いうことで様々な作品を見てみると、夜空には淡い光が満ち溢れているようですね。適切に処理すれば、の話ではありますが、夜空は暗いとかニュートラルグレイを目指すのが王道とか言ってる場合ではないみたい。
 上の写真は、以前に投稿した作品の素材を再処理したもので、真っ暗な空に赤い散光星雲が浮かぶ姿とは全く異なるものになっています。IRGB、4つの画像に分割したものをそれぞれフラット補正して、I画像に強い強調処理をしたものに色のバランスを取り直したRGB画像重ね、最後にLuminar4でお化粧してあります。
 下の写真も以前に投稿した作品の素材を再処理したものですが、こちらは明るすぎるオリオン星雲を外して処理してみました。レンズの周辺減光のパターンにイヤな癖があるために補正しきれなくてモヤモヤの強調具合はイマイチですが、これはこれで良いような気がしています。


 ポタ赤で追尾している以上は画角を狭めるには限界があるので、広めの画角で「綺麗だ」と思える作品をモノにするには、周辺に広がる淡い領域を狙うのが良いのかもしれません。撮影も後処理も、めちゃくちゃ時間と手間がかかるけどね。


撮影日時:2022年2月2日 19時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7M3
     SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
      (トリミング有り)
その他 :スカイメモ-Tによる追尾撮影
露光等 :f6.3/ISO 4000, 露光時間121秒X16枚
後処理等:Stella Image 9 にて加算平均、フラット補正等
     Luminar 4にて強調処理