撮影日時：2022年1月24日 20時ごろ

撮影地　：静岡県加茂郡東伊豆町(白田温泉)
撮影機材：SONY ILCE-7M3（HKIR改造機)
　　　　　TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (24mm)
その他　：PROSOFTEN Clear, STC Astro-MSを使用
　　　　　スカイメモ-Tによる追尾撮影
露光等　：f4.0/ISO 5000, 露光時間121秒X9枚
後処理等：Stella Image 9 にて加算平均、フラット補正、強調処理
　　　　　Luminar 4にて仕上げ処理

　画像をモノクロ化して明度について強調処理したものに、別途おだやな色調に調整したRGB画像を重ねて再合成してみました。オリオン座周辺や冬の天の川内部の散光星雲はもっと赤く強調したいのですが、やりすぎると天の川が真っ赤になってしまうのが残念です。

　今冬の初めにHKIR改造機を入手して、主に秋や冬の天の川近辺を撮影してきました。これまでの取り組みを振り返ってみると、星空を広く撮影した時には赤い散光星雲にこだわる事なく、背景を明るいニュートラルグレイすることを追求した方が自分の好みの作品になりやすい様に思われます。そうなると、無改造機に穏やかな光害カットフィルター（スターリーナイトとか）を装着して、低ISO感動・長時間露光するのが良い選択なのかな。今シーズン中に次のチャンスがあれば、もう一度くらいはこの構図で撮ってみたいです。