海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

21-22冬シーズン、最後の冬のダイヤモンド

撮影日時:2022年2月20日 19時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(熱川温泉)
撮影機材:SONY ILCE-7SM3
     SONY FE 24mm F1.4 GM
その他 :LEE SOFT1とスターリーナイトを併用
     追尾撮影(スカイメモーT)
露光等 :f2.8/ISO 3200、露光時間121秒X13, 61秒X2, 30秒X24
後処理等:Sequatorにて加算平均、Stella Image 9とLuminar 4にて強調処理


 今冬は天体改造したカメラを入手して、あれやこれやと苦労して来ました。星野写真用として期待の1台ではありましたが、馬頭星雲やバラ星雲など天体改造機でなければ撮影できない対象もありつつも、「そもそも賑やかな天の川近傍の撮影では天体改造が必ずしもより良い結果をもたらしてくれるわけではない」、というのが正直な感想。そこで、冬のダイヤモンドの撮影方法として、未改造機にマイルドな光害カットフィルターを装着して撮影して見たのが今回の作品。露光時間が異なる3種を加算平均してあります。61秒がヒストグラムのピークが中央、淡いところを狙ったのが121秒、オリオン星雲の白飛び防止用が30秒。適正露光の61秒が失敗のため2枚しかないですが、他の2種の平均化でそれなりの結果になったようです。バーナードループや天の川内側のカラフルな部分もほんのりと描写されていて、私としては、かなり気に入っています。