海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

アンドロメダ星雲

撮影日時:2021年11月05日 20時ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町

撮影機材:SONY ILCE-6600,
     SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
その他 :光害カットフィルター(スターリーナイト)を使用


露光等 :焦点距離400mm f6.3/ISO 6400,
     露光時間61秒の画像26枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4

 普通のデジカメと望遠ズームで、比較的容易に撮影できるのがアンドロメダ星雲。何せ視直径は月より大きいし、暗い夜空では目視できるという、ポータブル赤道儀を使った天体撮影の練習には最適な天体、なはずなんだけどね。夜更かしが嫌いな私にとっては、夜の7頃には天頂近くに昇ってくれる11月が撮影には好適な時期でございます。
 しかし、いざ撮ってみると綺麗に仕上げるのは難しくて、苦戦の連続。地元の光害地・小田原ではどうにもならず、電車で伊豆まで行って撮ったのが上の写真だけど、それでも円盤の濃淡というかモヤモヤとしたニュアンスが見えません。

 そこで、STC社のAstro-MSという強めの光害カットフィルター試して見たのが下の写真。なお、レンズを焦点距離は短いけど明るいものに変えてあります。

撮影日時:2021年11月29日 19時ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町

撮影機材:SONY ILCE-6600,
     TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD
その他 :光害カットフィルター(STC Astro-MS)を使用


露光等 :焦点距離180mm、トリミング有り
     f3.2/ISO 3200, 露光時間121秒の画像24枚を使用


後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4

 円盤のモヤモヤ感は増したけど色が妙に白く、周辺部は緑被り。ついでに微恒星も緑に転んじゃいました。ILCE−7SM3で撮った時にも見かける現象だけど、後処理では修正が効かないのでお手上げです。

 まだまだ工夫と修練が必要でございます。(涙)