海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

カシオペア座から南、アンドロメダ銀河など

撮影日時:2022年10月26日 19時ごろから

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町 白田温泉
撮影機材:SONY ILCE-6600
     SIGMA 30mm F1.4 DC DN
その他 :SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceress-C_PHD2で一軸オートガイド)
露光等 :f2.8 / ISO3200、30秒27枚+61秒32枚+91秒30枚
後処理等:PixInsightにてdrizzle X1、各種補正、加算平均の後にストレッチ
     Luminar4にて微調整

 2021-2022シーズンはHKIR改造機で撮影して、天の川あたりが真っ赤になって往生した領域です。今年はノーマルなAPS-C機で撮影してみましたが、それでも天の川が赤くなりました。さらにはパックマン星雲やソウル星雲、ハート星雲などの散光星雲、アンドロメダ銀河にさんかく座銀河、二重星団なんかも炙り出された予想外の華やかさ。つくづくPixInsightの処理能力の高さを感じてしまいます。
 ただし、この強力なソフトウェアにも難点があります。ソフトや良質な解説資料が日本語化されていないのです。今回は、画角を広くしたくて手持ちの(格安)APS-C用レンズを使ったためか周辺減光が極端にキツく、それに北東側低空から伊東や熱海の光害が猛烈に被ったためにフラット補正に大苦戦。何か良い方法はないかと調べて見つけた資料が、なんと字幕なし英語解説のユーチューブ動画でした。


 会社員時代にやらされたTOEIC対策のお勉強が引退後の趣味の世界で役に立つことになるとは、人生、何があるかわからないものです。(笑)