海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

冬のダイアモンドと火星

撮影日時:2022年12月19日 20時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(伊豆急行線 片瀬白田駅近く)
撮影機材:SONY ILCE-7SM3
     LAOWA 15mm F2 ZERO-D
その他 :Nano Trackerによる追尾撮影、LEE SOFT1とスターリーナイトを併用
露光等 :f4.0/ISO 6400, 露光時間61秒X5枚
後処理等:Sequator にて加算平均
     Luminar 4で地上景を固定撮影したものに置き換えた後、強調処理


 夏の主役がさそり座から夏の大三角へ続く天の川なら冬は1等星がずらりと並ぶ南の空の星座群でしょうか。形は良いけど高度が出ないさそり座、いて座と違って、おおいぬ座、オリオン座、ぎょしゃ座、ふたご座などが地表近くから天頂近くまでダイヤモンドのように並ぶ姿は圧巻です。全てを一望するには、それなりに開けた所である必要があるでしょうが、外郭の明るい星達は街明かりにも負けることはなく、いろいろなところで楽しめるのではないでしょうか。最近は火星も参加しているので、プレアデス星団の青まで含めて写真に撮るとさらに豪華です。
 問題を挙げるとすれは、清楚な感じで流れている冬の天の川ですかね。目視でもはっきりわかる夏の天の川ならばソフトフィルターなんか関係なくコントラストが取れるのですが、冬は簡単に消えてしまいます。と、言うことでソフトフィルター無しで撮影したのが下の作品。天の川はなんとか再現しましたが、火星や一等星達が細って色も乏しくなってしまいました。かといって、上の写真のような一等星達や火星を合成しても違和感たっぷりになりそうだし、どうしたら良い作品になるのか、試行錯誤が続きそうです。

撮影日時:2022年12月25日 20時ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町(伊豆急行線 片瀬白田駅近く)
撮影機材:SONY ILCE-7SM3
     SONY FE20mm F1.8 G
その他 :Nano Trackerによる追尾撮影、スターリーナイトを使用
露光等 :f3.2/ISO 3200, 露光時間61秒X22枚
後処理等:Sequator にて加算平均
     Luminar 4で地上景を固定撮影したものに置き換えた後、強調処理