海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

はくちょう座のあたり

撮影日時:2021年9月27日 19時30分ごろ

撮影地 :静岡県加茂郡東伊豆町
撮影機材:SONY ILCE-7SM3,
     中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF
その他 :スターリーナイト使用、スカイメモTで追尾撮影


露光等 :f2.8/ISO 2500, 露光時間61秒の画像15枚を使用

後処理等:加算平均合成はStella Image 9、強調処理はLuminar4にて


 ソフトフィルターなしで撮影して、さらに後処理で微恒星を思いっきり強調したのでわかりにくくなっていますが、はくちょう座のあたりです。


 天の川の中でも夏の大三角、はくちょう座のあたりは、1月初めの夕方に西に沈んで消えたかと思うと2月初めの明け方には東の空に帰ってきて、ほぼ1年中観察することができます。しか〜し、写真に撮るなら旬はやっぱり夏。天頂近くの条件の良い所にやって来れば、天体改造していないノーマルなカメラでも赤い散光星雲を撮影できます。赤が弱いSONYのカメラでも、マイルドな光害カットフィルターを使えばOK!


 寒くないし、帰りの電車で飲むビールは旨いし、大好きな星座です。

10月の天の川など (横須賀市・荒崎公園)

撮影日時:2021年10月23日 18時30分ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY ILCE-7MS3, FE 20mm F1.8 G
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイトを併用、固定撮影

露光等 :f2.5/ISO 3200, 露光時間15秒の画像26枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4にて


 夕日の丘に登ると夜空が光り輝いてしまう荒崎公園ですが、丘の下の入江に立てば状況は一変します。左右の丘が湘南の街や三崎港の照明を隠してくれるのです。


 また、入江に降りることで磯のゴツゴツした岩場やスローシャッターで白い雲のようになった海面を撮影することができます。春から夏にかけては、南東から東の空に伸びる夏の天の川と崖と松を一緒に撮影することも人気になっているようです。下の写真は晩秋に撮影したので天の川は真上に立ち上がっていますが、これが左側のもっと暗い方、左端の松の方へ伸びるわけですね。

撮影日時:2021年10月23日 18時ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY ILCE-7MS3, FE 20mm F1.8 G
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイトを併用、固定撮影

露光等 :f2.5/ISO 2000, 露光時間15秒の画像6枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4にて

 
 しかし、なんといっても綺麗なのはよく晴れた日の日没の頃。荒磯漁港から公園にかけての海岸線には、夕日見物で多くの人が訪れています。眼前に広がる風景は非日常ですが、背中側は横須賀、横浜という大都会!。不思議な所です。

撮影日時:2021年12月4日 16時30分ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY DSC-RX100M6
露光等 :f8/ISO 400, 露光時間 1/160秒

後処理等:Luminar4にてレタッチ


撮影日時:2021年10月23日 17時ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY DSC-RX100M6
露光等 :f4.5/ISO 400, 露光時間 1/160秒

後処理等:Luminar4にてレタッチ

11月の天の川 (横須賀市・荒崎公園)

撮影日時:2021年11月26日 17時30分ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY ILCE-7MS3,
     LAOWA 15mm F2 ZERO-D
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイトを併用、固定撮影


露光等 :f2.8/ISO 3200, 露光時間25秒の画像5枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4にて
 冬の黄昏時、強い西風が吹いて雲一つなく晴れ上がれば、日が沈んだ後も西の低空にはいつまでも赤みが残ります。上の写真は相模湾の東の端、三浦半島は横須賀市荒崎公園の「夕日の丘」から撮影した1枚。右下に小さく富士山や箱根山、空には夏の大三角と天の川。星空と山影を同時に撮影できる明るさはこの辺りが限界に近くて、この後、さらに暗くなると富士山は見えなくなります。

撮影日時:2021年11月26日 18時ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市

撮影機材:SONY ILCE-7MS3,
     LAOWA 15mm F2 ZERO-D
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイトを併用、固定撮影


露光等 :f2.8/ISO 3200, 露光時間25秒の画像5枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4にて
 真っ赤になっているのは熱海上空で、これは光害。もしかしたら三島や沼津の灯りも混じっているのでしょう。この辺りだけは光害のおかげで山影もはっきりしていますが、それ以外は闇の向こうです。
 ところで、写真をよく見ればレンズの向きが少し南(写真左側)に向いていて、1枚目では写っていない金星や木星が写り込んでいます。これは、天の川の写真中央に持ってきたというのが理由の半分で、残りの半分は右側で光り輝いている、さらに明るい空を避けるため。頑張って写しちゃうと下の写真みたいになっちゃいます。

撮影日時:2021年11月26日 18時30分ごろ

撮影地 :神奈川県横須賀市


撮影機材:SONY ILCE-7MS3,
     LAOWA 15mm F2 ZERO-D
その他 :LEEのSOFT1とスターリーナイトを併用、固定撮影


露光等 :f2.8/ISO 1600, 露光時間25秒の画像5枚を使用

後処理等:加算平均合成はSequator、強調処理はLuminar4にて

 正確な所はわかりませんが、おそらく、写真中央が熱海付近で右端の空が金色に輝いているのが平塚、茅ヶ崎あたりだと思います。さらに写真の外側には江ノ島があって冬のイルミネーションが始まっているのが見えたんだけど、藤沢上空はもっと輝いていて、とても星空と同時に撮影するこはできませんでした。


 星空は諦めて、夜景だけを写したほうが綺麗な写真になりそうです。