海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

カリフォルニア星雲 (小田原市・御幸の浜)

撮影日時:2024年1月4日 19時ごろ


撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜

撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR)
     BORG 55FL (+ 7880)
その他 :Sightron DBPフィルタを使用
     SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceres-C_PHD2で一軸オートガイド)

露光等 :f3.6 / ISO8000 総露光時間 = 9206秒

後処理等:PixInsightにて、各種補正、加算平均してからストレッチ
     Luminar4Neoにてトリミング、微調整


 冬至あたりは暗くなるのが早いので、露光時間というか撮影枚数を思い切って増加しても夜更かしせずに撮れるのではと思い、やって見ました。去年までの作品とは違って、赤いモヤモヤがあるだけではくて複雑な構造を持っていることがわかる1枚になったように思います。


 準備から撤収まで、寒い浜で4時間近くを過ごした甲斐はあったように思っています。

さそり座のカラフルタウン(小田原市・御幸の浜)

撮影日時:2023年5月24日 23時ごろ


撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜

撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR)
     Askar FMA180
その他 :Sightron QBPフィルタを使用
     SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceres-C_PHD2で一軸オートガイド)

露光等 :f4.5 / ISO3200 総露光時間 = 6404秒

後処理等:PixInsightにて、各種補正、加算平均してからストレッチ
     Luminar Neoでトリミング、解像度変換等


 元日に書いてます、と、いうことで、派手目でおめでたい感じの1枚をば。1ショット・ナローバンドフィルターでさそり座の中心部を撮って見たのですが、意外なほど色彩豊かになりました。無理を承知で強調処理をかけたので、とてもノイジーで荒れた画像になってしまいましたが、何せ伊豆まで電車で往復するだけでも辛くなってきているお年頃。光害地の小田原でもここまで楽しめることがわかったのは大きな収穫でした。


 星撮りって眠かったり寒かったりで老体には不向きな趣味だと思うのですが、工夫しながら、今年も楽しんでいきたいと思っています。


 よろしかったら、お付き合いください。

夏の天の川と真鶴岬の夜景 (小田原市・御幸の浜)

撮影日時:2023年9月17日 20時ごろ


撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜

撮影機材:SONY ZV-E1

     SONY FE 20mm F1.8G

その他 :Starry Nightフィルタを使用
     サイトロン社のナノ・トラッカーで追尾撮影(1/2倍速モード)


露光等 :f2.5 / ISO1600 ss=30秒

後処理等:Stella Image 9にて各種補正

     Luminar Neoでレタッチ


 この夏、星景写真用のカメラをZV-E1に変えました。ILCE -7S3は高価な上に微恒星が
緑に転ぶという辛いカメラだったので、あっさりと下取りへ。ファインダーがないとかメカシャッターがないとか、バルブ撮影ができないとかあるわけですが、私には必要ないので無関係。時にはタイムラプス動画も作っていて、1回の撮影で1000〜2000回くらいシャッターを切るのでメカシャッターじゃすぐに不調になっちゃいそうで使えないです。
 撮り方も星空よりも地上景重視にして、星空の加算平均や2値マスク合成はほとんどやめています。星空の写りが地味でになっちゃうのだけど、実はその方が現地で感動した光景に近かったりします。少なくとも、オリオン座の後ろにバーナードループなんかが見えたら、そりゃもう、かなり怖い星空なんじゃないでしょうか。(笑)
 今回ご紹介する作品では、ナノトラッカーの1/2倍速モードを使ったSS=30秒の1枚撮り。最近は固定のSS=1〜2秒くらいで波飛沫の撮影に挑戦してますので、上手く撮れたら投稿したいと思っています。