海辺でぬるく撮ってます

星空撮影の記録とか

ソウル星雲、ハート星雲のあたり(小田原市・御幸の浜)

撮影日 :2023年12月2日


撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜

撮影機材:SONY ILCE-7M3(HKIR改造)

     BORG 55FL+7880(トリミングしてあります)

その他 :SIGHTRON社 DBPフィルタを使用

     SkyMemo-SWにて追尾撮影(SV165_Ceres-C_PHD2で一軸オートガイド)

露光等 :f3.6 / ISO5000 30秒30枚+61秒25枚+121秒28枚
後処理等:PixInsightにて、各種補正、加算平均してからストレッチ

     Luminar NEOにてトリミングの後、微調整


 久々の投稿です。ここしばらくはSONYが運営するサイトで遊んでいたのですが、メーカーサイトに改造機で撮った作品をUPし続けるのもどうかと思い、こちらに帰ってきました。この間に天体望遠鏡とレタッチソフトを新調、PixInsightにもBXTとか入れて見たのですが、出来は良くなってますかね?。良くなっていると信じたいです。(苦笑)


 あ、そう言えば片目だけ白内障が進んで眼内レンズを入れました。シリウスなんかは8個くらいになって見えちゃっていたものが1個に戻りました。
 手術していない方の目よりも良く見えてます。(大苦笑)

カノープス(小田原市から)

撮影日時:2023年2月4日21時ごろ

撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜
撮影機材:SONY ILCE-7SM3
     SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(400mm)トリミングしてあります。
その他 :Starry Nightを使用
露光等 :f6.3 / ISO32000 SS=1秒
後処理等:PixInsightにて、ノイズ処理
     Luminar4にてレタッチ

 2022年の春先に東伊豆町や河津町でカノープスを見て以来、小田原からは見えないものかと悶々としていたのですが、浜での星雲撮影の際にやっと見つけました。浜の南方向、伊東市沖の初島上空で南中していたのですが、なんと真鶴崎の高さといい勝負の低い所で光っていました。どれくらい低いかというと下の写真で右から続く箱根の山裾の先端が真鶴崎、左側にある薄平べったいのが初島。いつも雲やモヤがかかっている高さで(下の写真くらいならかなりキレイな状態)、シリウスに次ぐ全天で2番目に明るい星とはいってもとても暗かったです。浜でも西湘バイパスの照明灯や標示灯の明かりが届く所にいたのではちょっと気が付かない程度で、肉眼で見るためには,
 1)水平線近くまで晴れ渡って水蒸気が少なく
 2)できれば月明かりもなく
 3)南中のちょっと前から真鶴崎に隠されてしまうまでのわずかな時間に
 4)浜の暗い所にいる
 と言った条件が揃わなければならないようです。もちろん、かなりの悪条件でも写真には撮れます。上の写真は、後日に、目視はできませんでしたがシリウスの位置で当たりをつけて撮影したものです。

撮影日時:2020年1月3日16時30分ごろ

撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜
撮影機材:SONY ILCE-7M2
     SONY FE 35mm F2.8 ZA
露光等 :f11 / ISO100 SS=1/60秒
後処理等:特になし

薄明とさそり座

撮影日時:2023年2月1日 5時30分ごろ

撮影地 :神奈川県小田原市 御幸の浜
撮影機材:SONY ILCE-6600
     SONY FE24mm F1.4 GM
その他 :プロソフトン・クリアとスターリーナイトを併用
露光等 :f2.0 / ISO2000, 10秒X5枚
後処理等:Sequatorにて加算平均
     Luminar4にてレタッチ


 大好きな夜空ではない明るい星空の写真です。光害地で夏の天の川を撮影する者にとって、さそり座と夏の大三角は構図を決める上でなくてはならない、いわば「星空の灯台」。黎明の南東から東の水平線上にこれらの星座が戻ってきたら天の川も水平線の上にあるということで、そろそろ夏の天の川の撮影シーズンが到来します。ただし、季節は節分前後の「暦の上では春」と言ったところで、明け方の浜は関東南岸とはいえ往々にして氷点下。それと、薄明が始まるとなぜか風が吹き始めて、体感温度はさらに低下しちゃって辛くてたまらないのでした。
 しっかし、エロいと思いませんか、このカーブ。(爆)